初めての試合にエントリーした12時間後にケガした僕が通ります。
こんにちわ。わたなべまさと@7.29柔術初戦 です。
昨日、ケガをしてから初めての練習に参加してきました。
思ったよりも動けた(痛みがなかった)ので一安心です。
試合前のケガには注意したいものです。
そこで今回は、柔術初戦に挑む白帯柔術家が試合前の1週間に取り組んでいることをお伝えしたいと思います。
経験が少ない白帯が伝えられることなんてたかが知れていますが、
経験が少ない今だからこそ、同じような境遇の方に伝えられる内容もあると思うので、
自分の考えを纏めるため、この機会にまとめておきたいと思います。
初めての試合に挑む、ビギナー柔術家の参考になればといいなと思っています。
1.ケガだけはしない!
どうも!試合1週間前にケガしたアホです!
あったりまえの話ですよね。
今更書く必要もないレベルのお話です。
ケガについては普段の練習から意識すべきことだと思いますが、試合前には特に気をつける必要があります。
どんなに練習をして強くなったとしても、ケガで欠場したり、本来のパフォーマンスが出せないような状況では意味がありません。
私自身、試合の1週間前にケガをしましたが、幸い軽い捻挫であったため、大会当日までにはなんとか間に合いそうです。
ただし、事前に十分な強度の練習ができなかったり、当日もケガの具合を確認しながら試合に挑むことになったりと、それなり不安材料を抱えての初戦となりそうです。
Twitterなどでも試合が決まった後にケガをしてしまった報告をよく目にするので、高ぶる気持ちを静めて、いつも以上にケガに注意して過ごす必要があります。
2.ルールを覚える
初めて試合に出場する人は、適用されるルールを確認の上、最低限ルールブックを熟読してから挑みましょう。
反則行為、禁止技、得点ポジションなどの確認はもちろん、道着のサイズやパッチの貼り付け位置なども確認しておきましょう。
下記リンク先にIBJJFの公式ルールブックが掲載されているので、初めて試合に出る方はご一読をお勧めします。
3.コンディションを整える
3-1.禁酒する
3ヶ月は難しいかもしれませんが、残り6日なので禁酒したいと思います。
アルコールの代謝に疲労回復に役立つビタミンB1を消費したり、
糖質の貯蔵やたんぱく質の合成を行う肝臓に負担がかかることから、
疲労回復に遅れが出ることは科学的にも証明されています。
練習後の1杯を習慣としている人も多いと思いますが(私もそう)、
練習前に禁酒していることを仲間に伝えるなどして、
飲みたくても飲めない状況を予め作っておくことを心がけましょう。
惰性の飲み会を続けてしまう人には、青木真也選手の「空気を読んではいけない」を一読することをお勧めします!
私もこの本を読んでから、惰性の飲み会は断る習慣が身に付き…まし…た(?)。←ほんと?
まぁ、たまには惰性の飲み会(ガス抜き)も必要だとは思っています。←と、必死に自分に言い聞かせている
下記ツイートに記載されているリンクで概要確認できるので興味ある方が読んでみて下さい!
『空気を読んではいけない』は読了しているものの、なかなか実践できていないな。とりあえず。直近(明日)の飲み会から断るか。
— 渡邉正人@IT屋×柔術家 (@mw1919jp) 2017年8月7日
(どうか本人がこのポストを読みませんように)#空気を読んではいけない #飲み会 https://t.co/4pXnmV2mJs?
3-2.十分な睡眠を取る
多くの研究で明らかにされていますが、睡眠は成長ホルモンの分泌に伴う、
「傷ついた細胞のメンテナンス」のみならず、
「集中力、状況判断能力の向上」にも寄与することが明らかになっています。
スポーツ、格闘技をやっている人だけに限らず、一般の会社員(サラーリマン)にとっても重要なことなので、自分の時間をコントロールする術を身につけて、意識的に睡眠時間を確保するように努めましょう。
今の世の中、時間を搾取するサービス(誘惑)が溢れかえっているので、自分で時間をコントロールする意識を持っておかないと、あっという間に時間だけが流れていきます。
3-3.体重管理を行う
体重による階級分けが行われているスポーツでは体重管理が重要です。
ただし、職業アスリートでない限りは、水抜きなどの過度な減量はお勧めしません。
社会人になって長く楽しむためのコツは無理をしないこと。
減量によってナチュラルウエイトよりも一つ下の階級で勝負することは、体格・筋量・パワーにおいて優位性を出すことに繋がりますが、私生活や仕事に支障をきたすようでは到底長続きしません。
減量をするのであれば、短期間で体重を落とすのではなく、2ヶ月、3ヶ月といったスパンできちんと計画しましょう。
そのためにも、日々の体重確認を習慣づけておくことで、ちょっとした変化(前日の食べ過ぎ、飲みすぎ、etc)を見逃さず、即時リカバリー(運動する、食事制限する、etc)する癖をつけることをお勧めします。
最近は体重計に乗るだけで、測定結果を自動取得してグラフ化したり、自動ツイートするなど、モチベーション維持にも一役買う体重計も販売されているので、それらを上手に使いながら体重コントールをすると良いかもしれません。
私はタニタの体重計を使って、測定結果をアプリに記録しています。
軽肥満!爆
あとは、無駄にTwitter連携などもしております。
体重計に乗ると自動的にTwitterにアップされるので、逃げられません。笑
当日計量の体重超過だけは何としても避けたい!!!!
4.基本的な技とパターンの確認をする
これは昨日の練習から取り組んでいることですが、
ガードポジション(下)とガードの割り方(上)、
腕十字や三角絞めといった基本的な関節・締技、
技の入りからセットアップに至るまでのパターン確認
をひたすら反復して行っています。
日々の練習で様々なテクニックを学びますが、数回練習しただけで身につくものではないので、白帯同士の試合でありそうな展開やポジションを想定して、その中で有用と思われる技をいくつか絞って反復練習しています。
この1週間(と言っても練習はあと2回)はこの練習に時間を費やしたいと思います。
5.自己暗示をかける
メンタル的な要素が強いのですが、とにかく良い結果をイメージして過ごしています。
直前にケガもしていますし、練習強度も十分ではない状況ですが、
「出来ることはやりきった!あとは当日出し切るだけ!」
と、自分自身に言い聞かせてネガティブなマインドは排除するよう努めています。
あと数日後に本番が控えている状況でジタバタしても仕方ない(ケガを悪化させかねない)ので、良い意味で開き直っています!
長年柔術やって大会も沢山出ている人からすれば、
「白帯の非公式大会でなにを盛り上がっちゃっているの?」
という感じでしょうが、私にとっては記念すべき「はじめの一歩」なので、今しか味わえない高揚感を楽しみながら当日を迎えたいと思います。
ギブアップでやってやる!!