柔術Lifelog

「柔術ときどき仕事」ぐらいの割合の【柔術多め】ブログです。

飲みニケーションの時代は終わった!柔術で仕事仲間との距離を縮めよう!

このツイート、自分史上、最も伸びています。

みんな、実は飲み会はそんなに好きじゃないんだな。

惰性の飲み会で2~3時間(二次会なんて行った日にはもっと)潰すよりも、その時間は趣味の時間に充てたいですよね。

飲み会を断るようになったのは子供が生まれて育児が始まったことに加え、ブログや柔術といった趣味の時間を確保できなくなってきたことで、自分の時間は自分でコントロールしないと無駄に寿命を減らすだけの毎日になってしまうと焦りを覚えたことがきっかけです。

今回は飲み会を断り続けたことによる身の回りの変化について書いてみたいと思います。


自分の時間が確保できる|生活の質が上がる

まずは何といってもこれですね。

自分の時間が確保できる。

私の場合はさっさと家に帰り育児に参加し、空いた時間でブログや柔術といった自分の趣味の時間に充てています。

確かに楽しいお酒の席もありますが、毎回似たような顔ぶれで、同じような話をして、仕事に対する不満を聞くだけの生産性の無い時間を過ごすよりも、自分の家族や趣味、スキルアップの時間に使いましょう。

生活の質が一気に上がります。

仕事のパフォーマンスが向上する|仕事の質が上がる

飲み会に参加する数時間を奪われるだけでなく、睡眠不足やお酒の抜けきらないことによる体調不良など、翌日のパフォーマンスを大きく下げる点も忘れてはいけません。

帰宅してから晩酌で一杯やるぐらいなら問題ないですが、外で人と飲むとついついハメを外して飲みすぎてしまうことないですか?

私はあります。というか、毎回そんな感じです。

お酒を飲み過ぎた日は、睡眠の質が下がる(中途覚醒がおきやすくなる)ことは分かっていますし、二日酔いで目覚めた時の気分は最悪です。

だるい体を無理矢理起こし、起きているんだか寝ているんだかわからない状態で出社し、とりあえず仕事に取り掛かる。

こんな状態で高いパフォーマンスなど出せる訳もなく、午前中は使い物にならず、午後になってからようやく復調の兆しが見え始めて仕事に取り掛かる。

毎週必ず飲みに行っている人は、一度騙されたと思って1~2週間お酒の誘いを断ってみて下さい。

絶対に仕事の質は上がります。

飲みニケーションはもう古い|職場の仲間とも組み合おう

「仕事仲間との距離を縮めるために飲み会を企画しよう!」

平成も終わろうとしていますが、まだまだこういった【飲みニケーション】で全てが解決できると思っている人いますね。

お酒が好きじゃないとかプライベートの時間を大事にしている人も増えてきた昨今では、「飲みニケーション万能説」は無理がありますね。

本当に距離を縮めたいと思うなら、お酒などは入れず、畳の上でがっぷり組み合うことをお勧めします!!!

私が柔術を始めたのは取引先の方に声掛けていただいたのがきっかけです。

そこからみるみるうちに柔術にハマってしまい、たまに職場の同僚も連れて衣を着せて組み合ったりします。

飲みニケーションよりも、畳の上で組み合って汗をかくことの方が相手との距離は縮まります。

格闘技なので怪我のリスクはゼロではないですが、格闘技の中では怪我のリスクは少ない競技になっているので、あまりスポーツをしたことのない人でも取り組みやすく、仕事の仲間との交流を深めるといった意味では物理的な意味での距離も近くなるのでお勧めです!

因みに、私に柔術を教えてくれた取引先の方とは、今は直接の仕事のやり取りはなくなってしまいましたが、毎週一緒に練習をして互いの試合の際には応援に駆け付けるほどの関係になっています。

この関係性、飲み会だけでは絶対に構築できていません。

飲み会には参加しないキャラとして認知されよう

20代の頃は誘われた飲み会は絶対に断らないということを一つのポリシーとしていました。

そうやって自分の顔と名前を売り出しながら、先輩社員や上司との距離を縮めようとしていました。

若いうちは「ノリ」と「体力」と「愛想の良さ」でそれなりにサバイブしていけます。

事実、その戦略はそれなりに成功していました。

但し、30代になり家庭を持つようになってからはそのような戦略は採用できません。

本当に時間がない。

誘われた飲み会全てに顔を出していたら、生活が成り立ちません。

いよいよ飲み会を断らなくてはいけません。

しかしながら、これまで飲み会の誘いには秒で「いいですね!行きましょう!」と答えていた自分にとっては、この断る行為がとてもストレスでした。

今だったらそれこそ秒で「すみません。家に帰らないといけないんで」とか「あっ、今日は柔術なんで無理です」と返せますが、慣れるまでは断るのが嫌でしたね。

そんな自分の背中を押してくれたのが、青木真也選手の【空気を読んではいけない】でした。
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本の一節に以下の文章があります。

当然、相手は感じ悪く思っているだろうが、そこで後ろめたさや罪悪感を覚える必要はない。他人の価値観に染まらない為には必要なことだ。


「すみません。申し訳ありませんが、僕は帰ります」と明確な意思表示をすることが大事だ。「練習までは一緒にやる。ただ、それ以上は踏み込んでくるな」という一線を引き、相手にはっきりとわからせなければならない。


下手な言い訳をする必要はない。2度、3度断れば「アイツはメシに行かないから」と、誘われなくなり、食事以外の場面でも "NO" と言える雰囲気をつくり出すことにも繋がる。必然的に群れることもなくなっていく。

これ、実践してみたら本当にその通りでした。

誘われる回数も減ったし、誘われるときも「今日は真っすぐ帰らないといけない日ですかね?」とか「柔術の日だから難しいですかね?」といった具合に、相手から断ることの心理的ハードルを下げてきてくれるようになりました。


少し別の見方をすると、相手の誘いに乗ることってただ流されるだけで、自分の中の意思決定はゼロなんですよね。

【断る】作業をすることで、【自分の中での意思決定を行う】といった習慣が身につくため、ズバズバと自分の意見を言える癖が身につきます。

「飲み会を断るだけで、そんなスキルが身につくかよ」という意見も聞こえてきそうですが、実際に私がそうなのでこれは断言できます。

格闘技好き以外には馴染みのない本だと思いますが、人間としての生き方や考え方が力のある言葉で綴られており、普通のサラリーマン(勤め人)にとっても色々と学びのある本だと思います。

2019年4月に文庫本としても販売されているようなので、興味のある方は是非手に取って読んで下さい。

空気を読んではいけない (幻冬舎文庫)

 

まとめ

  • 自分の時間は自分でコントロールしよう
  • 惰性の飲み会を断り、人生を充実させよう
  • 仕事の質を下げるお酒の場とは距離を置こう
  • お酒以外の方法で人間関係を構築しよう←柔術がおすすめ
  • 飲み会には参加しないキャラとして認知されよう

お酒や飲み会自体は悪ではないです。

お酒が入ることで人間関係が良好になるケースもあります。

但し、付き合い方を間違えると人生の質を下げることに繋がってしまうので、その点を心にとめて自分の人生をコントロールできる人間になりましょう。


気付いたらもう年末(忘年会シーズン)ですね。早いなぁ…