柔術Lifelog

「柔術ときどき仕事」ぐらいの割合の【柔術多め】ブログです。

課金する価値のある格闘技解説。西達彦×青木真也の相性の良さと仕事のコミット力

昨日はONE ChampionshipをAbemaTVで見ていたのですが、試合そのものよりも実況解説に聞き入ってしまったので、そのことについて少し触れてみたいと思います。

Twitterでも同様の意見が書かれていましたが、個人的には課金して視聴しても良いレベルの内容だと思いました(AbemaTVは無料放送です)。

1/25まではAbemaTVの見逃し放送で無料視聴できるようなので、実際の実況解説を聞いてみたいと思う方は下記ページをチェック↓↓↓

abema.tv

この記事の最後には青木選手が書いたnote(解説の振り返り)へのリンクも貼ってあります。

Twitterの反応









































以前から青木選手の格闘技解説は定評がありましたが、今回は「実況の西達彦アナとの相性の良さ」「ムエタイの造詣の深さ」「Twitterを使ったリアルタイムの反応」が話題となっていました。

残念ながら私は全試合を見ることは出来ませんでしたが、視聴している際は本当にリアルタイム実況なのか、過去放送に後から解説付け足しているのではないのかと疑うレベルでの展望予想と精度の高さに驚かされました。



エドワード・ケリー vs クリスチャン・リー】などは、青木選手の展望通りの試合展開になっていて凄いを通り越して笑えてきます。

与えられた仕事(役割)に対するコミットメント力

青木選手自身が現役の格闘家なので、格闘技に対する造詣が深いのは大前提にあるのですが、今ある引き出しだけで解説の席に付いている訳ではありません。

詳細は青木選手のnoteを確認してもらいたいのですが、事前に試合が行われる地域の歴史であったり、大会カードの中で組まれるムエタイに関する情報(文化的な側面も含め)をインプットしてから席に付き、それらを要所要所に散りばめながら番組を作り上げています。

与えられた仕事(役割)に対して、最大限の準備をした上で役割を全うする。

この姿勢は世のサラリーマンも学ぶところが大きいと思います。

note.mu

西達彦アナの解説を引き立たせる実況力

青木選手の解説に称賛が集まっていますが、私としては西達彦アナの解説を引き立たせる実況も素晴らしかったと思っています。

お恥ずかしながら西達彦アナは今回の解説で初めて知りましたが、解説を邪魔せず引き出す実況スタイルに大変好感が持てました。


青木選手が時折織り交ぜてくる、マスを相手にしないマニアックな例え話(オリックス星野の緩急をつけたピッチング(0:40~)もきちんと回収してくれますし、専門的な格闘技解説(身体を折って距離を作る(3:00~))が出てきた際には切り込んで聞いてくれています。

青木選手のガードに入るという表現はなるほどなと思いました。これも西アナが掘り起こしてはくれなければ聞けなかったと思います。

西達彦アナに関しては実況の上手さもさることながら、格闘技に詳しいなと思ったらパンクラスやUFCの実況も担当しているんですね。

そりゃ、詳しいはずです。

ONEの翌日にUFCですか。凄いですね。


絶叫系実況が多い格闘技番組ですが、西アナのように聞きやすく技術のある実況が増えてくると格闘技を見る人も増えてくるのではないかと思います。

このコンビの実況解説はまた見たくなりますね。


最後に星野投手のピッチングを載せておきます↓↓↓
www.youtube.com