柔術Lifelog

「柔術ときどき仕事」ぐらいの割合の【柔術多め】ブログです。

サロン会員の自分が青木真也にノレなくなってきた理由

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出典:https://note.mu/a_ok_i

いよいよ今週末にONE Championship 日本大会が開催されます。

記念すべき100回大会であり、初の昼夜2部制や修斗とパンクラスの王者対抗戦、RIZINとの開催日程ニアミスなど、話題には事欠かないイベントになっていますが、現時点でそれほど期待感は高まっていません。

ぶっちゃけ、台風が直撃したら家を出るかどうか悩んでしまうぐらいのレベルです。

今回は日本大会でありながら、1部2部共にメインが日本人ではなく、一番後ろの日本人カード(2部セミ 青木選手vsホノリオ・バナリオ)もノンタイトル戦ということもあり、全く思い入れのない(気持ちが乗らない)大会になりそうな予感がしています。

3.31両国(フォラヤン戦)の期待値を100とすると、5.17シンガポール(クリスチャン・リー戦)が95、10.13両国(ホノリオ・バナリオ戦)が55ぐらいです。※当社比

よくよく考えたら、私は青木選手のファンだからONEのイベントを追っかけているだけであって、ONE Championshipという団体自体に愛着は全くないんですよね。

選手にファンは付いているけど、団体にはファンが付いていない。

今のONEはそんな状態だと思います。

ここはRIZINとの大きな違いですよね(RIZINファンは選手にも団体にもファンが付いているイメージです)。

そんな状況に加えて、最近はプライベートや仕事がバタついていたこともあり、大会前のプロモーションコンテンツを確認することもなく、オンラインサロンの中で展開される情報からも距離を置いていました。


好きな選手が出場する日本大会なのに、気持ちが全く乗らない…



あれ?



もしかして、サロン会員なのに青木真也にノレなくなってきている?



自分でも良くわからないこの感情を落ち着いて整理してみたいと思います。


「サロン会員の自分が青木真也にノレなくなってきた理由」…か。

自分でもずいぶんと挑戦的なタイトルを付けたものだなと書き出しから既に後悔しており、きちんと回収しきれる自信もないのですが思いのままに書いていきたいと思います。


分かりやすい敵がいなくなった

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過激、劇薬、狂気、反体制、アナーキー、取り扱い注意。

ONE参戦前のDREAM時代のイメージです。

「笹原圭一2010」でしっかり刺した廣田戦、「オヤジ狩り」に失敗したマッハ戦、「兄弟喧嘩」を制した川尻戦といった選手個人もそうですが、Strikeforce, Bellator, UFC といった北米団体とも戦っていた頃と比較すると、分かりやすい敵がいなくなったなという印象です。

格闘技選手で青木選手を真っ向から否定する存在がいなくなり(自身が高みにいってしまい)、本人の意思とは反してある意味で体制側に回ってしまった印象を受けます。

現在の円熟味を増した青木選手も好きですが、心のどこかであの頃の狂気じみた青木選手をもう一度見たいといった思いがあるのは事実です。


あっ、


青木選手を真っ向から否定する存在がいなくなったと書きましたが、よくよく調べたら2人ほどいましたね。

マッハ選手が出てくるのは想定内でしたが、廣田選手を持ち出してくるとは…やるなAbemaTV。
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もはや孤独ではない

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青木選手の代表作であり、私自身のバイブルと化している『空気を読んではいけない』の第一章です。


人間関係を始末する。


さすが格闘技でチャンピオンになる人物。

強くなるという一点だけを目指し、その目的を達成するために不必要なものは全て切り捨て合理的に生きる。



孤高。



読んだのが3年前なので、当時33歳。

食事、接待、人付き合い。

その一切を断ち切って孤独を選ぶことが大きな結果と、自分なりの幸せを得ることにつながる。


33年間生きてきた中で「孤高」という言葉が、これほどまでにしっくりくる人物には生涯出会うことないだろうと感じたことを覚えています。





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出典:https://times.abema.tv

…。

……。

………。

いや、別にいいんですよ。

そりゃ、生きていれば誰かと飯を食う機会もあるでしょうし、考え方なんて日々変わっていくものですから。

いや、ほんと、別にいいんです。

編集者の箕輪さんもこう言っていることだし。

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俺たちはファミリーではない

オンラインサロンに入会したのが2019年1月。

まだ入会して1年も立っていないですが、オフ会やイベントなどで直接会った回数は4,5回、グループチャットに関してはほぼ毎日何かしらの情報が飛び交っています。

画面越しに憧れを抱いていたころからすれば、物理的な距離はグッと縮まっている(入会前は直接会って話すことなんか考えられなかった)し、それまで知ることのできなかった青木選手の様々な思いにも触れる機会は増えました。

オンラインサロンには本当に入会して良かったなと思っていますが、その反面でサロン会員はお客さんの域を出ることはないなと感じることもあります。

青木選手自身がそう思っているかどうかは分からないですし、日々の言動からそう感じ取れる瞬間があるというものでもありません。


俺たちはファミリーだ!


青木選手は叫びます。

明確な定義がなく、非常に曖昧で、都合の良い表現ですよね。

この都合の良い関係性が気に入っているのと同時に、そういった関係性の重要性を理解しているからこその発言だと思います。

その緩く柔らかい響きに、いちサロン会員の自分も青木真也のファミリーの一員なんだと勘違いしそうになりますが、青木選手と自分とは環境や境遇が違いすぎます。

メディアでの発言を見聞きしていると、その意図や思いを分かった気になってしまいがちですが、冷静に考えるとただの名もなきサラリーマンが10年以上も1人で世界と戦い続けている選手の思いを汲み取るなんて出来ないですよね。


俺たちはファミリーでない。


サロン主と会員であり、選手とファンの関係性に過ぎない。

同じように長年戦い続けている宇野選手のような人物が本当の意味でのファミリーなんだと思います。
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でも、別にいいんです。

俺たちはファミリーだから。

本質は変わっていない

まぁ、とりあえず見て下さい。
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狂気が失われたとか、人と飯を食うようになったとか、突然「俺たちはファミリーだ」とか言い出すようになったとか、色々と書いてきましたが格闘技に取り組む姿勢は何一つ変わっていません。


本当は狂気も失われていないし、孤独であることも変わっていないと思っています。


時代の変化に合わせてメディア対応を変えることが上手い選手なので、その上澄みだけをすくっていると「青木も変わったなと」思うかもしれませんが、実のところは何一つブレていないのではないかと勝手に思っています。

読み方によってはダメ人間の讃歌にも取れる『ストロング本能』についても、今の時代に必要な考え方や行動様式が書かれている点は間違いないのですが、どこまで本心で書いているか分かったものではありません。

その言動を注意して見聞きし、しっかりと自分の頭で考えて受け取らないと、青木真也の手のひらで踊らされているだけといった結果になりかねません。

そういった時代や世間に対する問題提起を行う様も魅力の一つでもありますが。

結局は私も青木真也に踊らされているだけだった

ここまで書いていく中で気づいたことがあります。


やはり私は青木選手が好きだし、その戦略にしっかりとハマっている自分がいること。


冒頭で書いたとおり、今回のONE日本大会は青木選手が主軸でないことから、それほど興味が湧いていませんでした。

自身の生活をメディアにさらし、noteでもその心情を吐露することで周囲の興味を掻き立てまくって挑んだフォラヤン戦。

それに比べると戦う理由が見出しづらいバナリオ戦に向けて、大会一週間前に怒涛のコンテンツ投下。

フォラヤン戦前のプロモーション(メディアコンテンツ)が青木真也を中心に描いてたことに対して、今回は青木真也の周りから焚いていくスタイル。

興味が沸かないとか、ノレなくなってきたとか書いておきながら、しっかり全部チェックしちゃいました。

五味選手とか、青木選手に対して言うことなんてなかっただろうに。半分ぐらいRIZINの話だし…
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色々と話しがとっ散らかってしまいましたが、なんだかんだ言いながら今週末は両国で絶叫して過ごすと思います。

ONEの大会を観に行くのではなく、青木真也の戦いを見届けに。


最後に既に伝統芸となりつつある、青木選手の試合前の心境を綴ったnoteを貼っておきます。
note.mu


オレたちはファミリーだ。