昇進に必要なTOEICスコアをクリアしました!
家事、育児、仕事、柔術、夜遊び、ときどきブログ更新といった具合でまとまった学習時間が取りづらい状況ではありましたが、この度めでたく700点超えを達成することが出来ましたので、目標達成までに要した時間や学習方法をまとめておきます。
尚、まだ猿の模様。
TOEIC730点も取れない奴は、ビジネスでは、マジでただの猿だよ。https://t.co/9lCUGE0UNZ https://t.co/GqWiefV2xb
— 田端信太郎@田端大学 塾長 (@tabbata) 2019年12月22日
- まずは結論から
- 初回受験から2年が経過。総学習時間は60時間ぐらい
- 受験回数は11回(公開テスト 3回 / IPテスト 8回)
- 2年間の軌跡(受験回数と得点推移)
- まとめ(継続する!隙間時間を有効に活用する!)
まずは結論から
①目標とする得点に応じた最低限の単語を覚える
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
②必要最低限の文法や品詞を理解する
[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ! TOEIC出るとこだけ!シリーズ
③隙間時間を使って問題の量をこなす
abceed | AI英語教材アプリ
実際にやったのはこの3つだけ。
具体的な勉強方法をテスト結果と共に振り返っていきます。
初回受験から2年が経過。総学習時間は60時間ぐらい
初めてTOEIC受験をしたのが2018/1/28。
目標達成したのが2020/2/15なので、学習期間としては約2年。
この間、ずっと英語学習を続けてはおらず、気分が乗った(或いは危機感を感じた)時にちょろちょろ勉強するスタイル。
集中して学習すればもっと早い段階で目標達成できたのかもしれませんが、それが出来なかったので自分の能力的には2年間という学習期間が必要だったのでしょう。
受験回数は11回(公開テスト 3回 / IPテスト 8回)
TOEIC受験をしたことがある人なら知っていると思いますが、TOEICは一般の公開テストと企業・学校等の団体向けIPテスト(Institutional Program)の2種類が存在します。
公開テストは年10回しか開催されませんが、私が勤務する会社ではTOEICスコアが昇進条件に含まれていることもあり、月1ぐらいの頻度でIPテストが実施されています。
試験慣れするという意味でも、無料で何度も受験できるIPテストの制度は助かりました。
尚、私が取得した705点はIPテストでの点数なので公式認定証(Official Score Certificate)は発行されません。
公式認定証は発行されないものの、履歴書の資格欄にはIPテストと分かる記載をしておけば書いても問題ないようです。
公式認定証の提出を求められたら再受験する必要がありますが。
2年間の軌跡(受験回数と得点推移)
受験日と得点推移を並べてみると、ざっくり3つのフェーズがありました。
①チャレンジ期
②停滞期
③成長期
それぞれのフェーズでどのようなことが起こったのか整理してみます。
①チャレンジ期(受験回数を重ねるごとに得点が上がっていく)
まずはノー勉強で受験して何点取るのかを確かめてみることに。
430点…
今の会社では役職に応じた基準が2つあり、1つ目のハードルが650点、更に高みを目指すのであれば700点が必要になります。
650点には程遠い現実を突きつけられて若干焦りました。
この頃から周囲の人に勉強法や役立つ参考書などを教えてもらいました。
「まずは単語を覚えないと話にならない」
「文法問題(Part5)はテクニックで解ける」
「リスニングで点数を稼ぐ必要がある」
「リーディングは順番に解いていったらダメ」
「とにかく回数!何度も受験していれば点数は上がっていく」
情報量が多すぎだろ!!!
色々と考えた結果、「単語」はリスニングにもリーディングにも役立つだろうという思いから、まずは単語学習にフォーカス。
知人から進められた「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」を書籍購入。
◎内容◎
600点レベル 助走の400語
730点レベル 加速の300語
860点レベル 飛躍の200語
990点レベル 頂点の100語
Supplement
パート1重要語100
部署・職業名
前置詞・接続詞・接続副詞
多義語88
定型表現120
目標とする点数別に覚えるべき単語(フレーズ)が分類されているので、通勤時間を使って730点レベルまでを完璧に覚えることに注力(それ以上の単語は捨てる)。
受験回数を重ねる毎に全体の得点は上がっていきましたが、リーディングが一向に伸びない!!!
単語はある程度覚えてきたので、次にテコ入れすべき箇所を考える。
ずばり、リーディングでした。
リスニングは特にこれといった学習はしていないものの255→255→310→330 といった具合に伸びていました。
一方でリーディングは175→225→235→205 と依然として低空飛行を続けています。
TOEIC受験勢にとって常識である「Part5は1問あたり10~15秒で解く」ということが出来ず、Part5で試験時間の大半を使ってしまう状況であったので、Part5に特化した参考書を購入。
これまた進められたのが「[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ! TOEIC出るとこだけ!シリーズ」という参考書。
新形式テストでは、Part 5、6 をいかに素早く、正確に解くかがこれまで以上に重要となっています。Part 7(読解問題)にじっくり取り組むためにも、リーディングセクション全体の効率的なタイムマネジメントは必須。スピーディーに文法問題を駆け抜けるために、本書で紹介する「33の鉄則」が必ず役立ちます。例えば、
【鉄則4】 自動詞の後ろには副詞を選ぶ
【鉄則10】 空所の直後に目的語があれば、名詞ではなく動名詞を選ぶ
……などの「目のつけどころ」を具体的に伝授。選択肢や問題を見ただけで、解答の「アタリ」を付けることが可能になります。
こちらの参考書でPart5対策を行うことに。
といっても、読んだのは最初のセクション(品詞)のみで、それ以降のセクションはほとんど読んでいません。
Part5で頻出の品詞問題を落とさない!
この一点のみで勉強をした結果、リーディングパートが275点までアップ。
これは一次目標とする650点も時間の問題だな。
②停滞期(1年のブランクを取り戻すには時間がかかった)
前回の試験で615点まで取れたことで完全に気が緩みました。
「まぁ、あと2,3回受験すれば650点は余裕でしょ!」
なんてことを考えたことから、習慣としていた通勤時間帯での学習をやめてしまい、自然と受験からも足が遠のいていきます。
一度習慣が途切れてしまうと、再開するのにもの凄い熱量を必要とします。
仕事が忙しい、子供と遊ぶ時間がほしい、趣味(柔術)の時間もほしい。
やらない・やれない理由ばかりに頭がいって、なかなか英語と向き合えません。
結果、英語学習を再開するまでに1年の時間がかかりました…
1年ぶりに受験した結果、まさかの400点台に逆戻り。
「いやいや、久しぶりで勘が戻らないだけだ」と自分に言い聞かせ、もう一度受験してみた結果、
「これはブランクとかじゃねぇ!ただの実力不足だ!」
ようやく現実と向き合うことができました。
とはいえ、またゼロから単語や文法を覚えるのも違う気がします。
過去に勉強した単語や文法は、脳ミソの隅っこの方にいるはず。
あとは問題の量をこなしていくことで、それらを掘り起こしつつ、点数アップを狙う方針に切り替えます。
ここでめちゃくちゃ役立ったのが、abceedという英語学習アプリ。
はじめは前述の金フレ(単語学習)をスマホアプリで出来ないかなと思い、調べていったところで偶然見つけたアプリになります。
無料アプリではないので課金が必要ですが、小さい金を惜しんでいる余裕はありません。
フル機能解放の年額払いです!
詳しいアプリの説明は誰かがまとめた記事を参照していただくとして、このアプリを使って通勤時間や隙間時間にPart1~Part5の問題をコツコツこなしていくことに。
結果、これがメッチャ効きました!
③成長期(この頃から勉強はabceedに一本化)
私の場合、とにかく問題量をこなす方針にシフトしたので「人気の英語教材207タイトルの中からAIがその学習者に合わせた最適な問題を提案してくれる」というunlimitedプランを選択。
このアプリの優れている点は以下のページで詳しく説明してくれています。
kenkennoblog.com
このアプリは問題を解いていくと正答数に応じて、Part毎の評価をしてくれます。
↑トータルスコアの予測もしてくれます(精度もそれなりに高い模様)
評価結果に基づき苦手分野の問題を提案してくれるので、利用者側はアプリから提案される問題を解き進めていくと自然とスコアが上がっていく仕組みです!
「どの参考書にしよう?」
「どこから勉強をはじめよう」
といった悩みを持たずに済むので、必要最低限の単語や文法(品詞理解)を習得した後はこのアプリ一本で勉強すれば間違いありません!
因みに、アプリ購入から目標達成までの間にアプリを使った勉強時間は2230分(37時間)でした。
2230分のうち、ほとんど(1927分)をアプリ側からの「おすすめ問題」に費やしていることが分かります。
猿のようにひたすらに出された問題を解いていくスタイルです!ほんとこれだけ!!
まとめ(継続する!隙間時間を有効に活用する!)
自身の体験から言えることがあるとすれば、
継続して勉強を続ける!ブランクを作らない!
隙間時間を有効に活用する!アプリを活用する!
の2点です。
事実、私は1年間のブランクでそれまでにコツコツ積み上げていた資産(単語など)を失いました。
従って、一度目標を掲げたら少しずつでも良いので学習を継続し、学習の空白期間を作らないことをおすすめします。
また、学習を継続する上で「参考書を開いて机に向かう」ことはハードルが高いので、移動時間やちょっとした隙間時間で気軽に勉強ができるスマホアプリの導入を強くおすすめします!
これまで英語と向き合う機会がなかった私でも700点は取れることが証明されたので、400~600点ぐらいでTOEICスコアに伸び悩んでいる人がいたら是非試してみて下さい!!!