柔術Lifelog

「柔術ときどき仕事」ぐらいの割合の【柔術多め】ブログです。

メンタルの不調を感じたら自堕落な生活を送るススメ

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この2週間ぐらい、メンタル崩し気味でした。

これといった原因は思い当たらないのですが、仕事上での軽いストレスの蓄積や生活習慣の乱れにより、定期的にメンタル不調に陥ります。

世の中にはストレスに対して、更に強いストレスを与えることで乗り切っていくストロングスタイルな人もいるようですが、そのやり方は私には無理そうな気がするので、なんとか36年間生き抜いてきた自分なりのメンタル不調時の調整方法である「自堕落な生活を送るススメ」について書いていきます。


とにかく堕落した生活を送ってトコトンまで落ちる


何をした訳でもないのに体がダルい、何事に対してもやる気が起きない、生活が乱れてくる。

体調、気力、生活環境。

メンタル不調になる予兆は人それぞれあると思います。

状況次第ではここで踏ん張ることも必要になるケースはあると思いますが、差し迫った状況でない限り、それらを感じ取ったら意図的に堕落した生活を送るようにしています。

仕事が休める状況にあれば休暇を取るし、カロリーを気にせず好きなものを飲み食いし、スポーツなどのアクティブな活動は控え、一日中ベッドの上でNetflixやAmazonプライムで好きな映画を見て、眠くなったら好きなだけ眠る。

この堕落した生活を送るとどのような心境の変化が起きるのか?

1日目:メンタルの悪化が進む

罪悪感にも似たような思いを抱くようになり、メンタルの悪化がもう一段回進みます。

働きもせず、飲み食いし、寝るだけ。

うんこ製造機と化した自分に対して「人間として終わってるなー」という感情が生まれます。

ここで思いとどまってはダメです。焦らずトコトンまで堕ちていきましょう。

2日目:トコトン堕ちることでなんだか楽しくなる

不思議なことに2日目になると、1日目に感じていた罪悪感のような思いは薄まり、堕落した生活が楽しくなってきます。

仕事のことなどは気にせず、好きなことだけして過ごす1日がとても充実したもののように感じられます。

「うんうん。やっぱり人生は好きなことだけして生きるに限るよね!」

感情が良い方向にぶっ壊れてきましたね。

ただ、まだ外に出かける(太陽の光を浴びる)には早いです。

焦らず引きこもっていましょう。

3日目:なんだか得体の知れない危機感が芽生えてくる

2日も食っちゃ寝している生活を送っているので、体力は完全回復しています。

そして、そろそろ体型の変化(軽度のデブ化)や自分の不甲斐無さが気になり出します。


「あれ?この生活続けるとやばいんじゃね?」


この感情が芽生えたら、社会復帰の第一歩を踏み出すタイミングでしょう。

復調の兆しが見えたら部屋の掃除から始める

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トコトン堕ちたらあとは上がっていくだけです。

ただ、このときに焦って色々なことに手を出さないでおきましょう。

では、何から始めるべきか?


オススメは皿洗いです。


3日も堕落した生活を送っていたらシンクが洗い物だらけになっているでしょう。

まずはここから手を付けましょう。

溜まった洗い物が少しずつ片付いていく様子と共に自分のメンタルも改善していきます。

この行動は実体験をもとに書いているのですが、学術的な裏付けはないものかと調べてみたらありました。

news.livedoor.com

「皿を洗うという単純な作業を一つひとつ丁寧にこなしていくことで、小さな達成感が積み上がっていきます。これはマインドフルネスと同じ原理であり、精神を落ち着かせる効果があります」


溜まった洗い物を片付けていくことで小さな達成感が積み上がってきます。

なによりも、「皿洗い」という誰にでもできる行為は始めるハードルがとても低いので、社会復帰の第一歩としては最適だと考えています。

ビル・ゲイツもジェフ・ベゾスも自分で食器を洗う時間を大事にしていることからも、本当に効果があるのだと思います。

www.businessinsider.jp

戻すときは時間をかけて戻す(一週間ぐらい)

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シンクに溜まった食器を片付けることが出来たのであれば、あなたはもう何だって出来ます!

ただし、復調の兆しが見えたからと言ってすぐに平常運転に戻すことは控えておきましょう。

いつも通勤時間で資格の勉強や仕事のメールを片付けている人であれば、それらには手を出さずに好きな音楽を聴いたり、或いは意図的に何もしない時間に充てましょう。

朝起きて職場に行くことが出来た、それだけで十分です!

戻すときはリハビリをするかのように緩やかに戻していく。

揺り返しの幅を小さくしておけば、仮に何かの原因でメンタルが反対に振れてしまったとしても落ち込みの幅は小さく済みます。

加齢と共にメンタルの耐久性も落ちていく

20代前半の若いうちは何だってノリと勢いで切り抜けることが出来ますが、30代半ばにもなると次第に無理が利かなくなってきます。

人間の身体と同様、メンタルも消耗品なんだと思います。

若いころはどんなに働こうが遊ぼうが、半日休息を取ればライフゲージが満タンになっていましたが、今はそういう訳にはいきません。

肉体的な疲労回復と同様、加齢と共にメンタルの回復にも時間を要するようになっていきます。

そんなときは無理せずに一度立ち止まりましょう。

それは「逃げ」でも「甘え」でもなく、あなたの人生において必要な休息なはずです。

会社員であれば「代わりの誰か」があなたの役割を演じてくれますが、自分の人生に代役はいません。

しっかり休息を取って、すり減らしたメンタルを回復させましょう。

色々とストレスの多い社会だからこそ、身体と心のバランスを保ちながら、今日もしっかり生きていきましょう。