初のアジア挑戦が終わりました。
結果は2回戦敗退。
8人トーナメントであったことから、3位入賞という結果になりました。
初の公式大会で1本取れたことは嬉しい結果ではありますが、自分の中ではまだまだやれた(出しきれていない)という気持ちもあるので、正直悔しい。
ただ、結果が全てなのでこの結果をしっかりと受け入れて、また今日から鍛え直します。
今回初めてのIBJJF公式大会で色々と分からないことがあったので、備忘の意味を兼ねて来年初めてアジアオープンにチャレンジする人に向けて注意点などを書いていきたいと思います。
また、記事の最後には【白帯 / MASTER1】がどの程度のレベルなのかを判断するための材料として、参考までに自身の試合動画を掲載しておきます。
それでは、当日を振り返っていきたいと思います↓↓↓
会場到着~試合開始まで
アップする場所がない。階段や会場外の公園などを利用しよう!
東京武道館(裏)。
— 武元具視【赤い道着の頑固者】 (@T_STYLE_Axis) 2018年9月8日
今からこの階段を使ってアップします。試合は11時ぐらいかな。#階段ダッシュ pic.twitter.com/kPZSUwdWC7
会場はJR綾瀬駅から徒歩5分ほどのところにある「東京武道館」でした。
フロアには試合用のマットが8面用意されおり、試合場内にウォームアップが出来るような場所はありませんでした。
参加する選手の多くが会場内の階段でアップをしたり、観客席の通路などでストレッチをしていました。
私はランニングシューズとウェアを持参し、東京武道館の裏手にある「東綾瀬公園」でランニングとストレッチを行いました。
時間帯のせいかもしれませんが、あまり人もいないので一人で黙々とアップしたい方にはお勧めの場所です。
計量は直前計量。エントリーも試合開始直前に行われます
スケジュールとトーナメント表出ました。White / masterは土曜の17時か…エントリーと計量は直前でいいのかな?朝一計量だったら嫌だなぁ… https://t.co/wI3gT8FCvL
— 渡邉正人@IT屋×柔術家 (@mw1919jp) 2018年9月6日
「朝一計量なのか?直前計量なのか?」
実はこれが最大の不安でした。
大会数日前にスケジュールは掲載されるものの、計量やエントリー手続きの開始時間がどこにも見当たらず、朝一で会場入りすべきか、或いは直前の会場入りで問題ないのか分かりませんでした。
結果的には「直前計量」で「掲載された試合スケジュールの40分前」にウォームアップエリアに行けば何の問題ありませんでした。
あとは係の人の指示に従いながら道衣チェック、計量、試合エントリー(ID確認)が流れ作業で行われていきます。
初めて公式大会に出場する人は、このあたりの勝手が分からないと思うので、同じジムで過去に同様の大会に出場した人から当日の流れなどを聞いておくと、当日ソワソワすることがないと思います。
IDチェックがあるので身分証を忘れずに!
注意して頂きたいのがIDチェックです。
初めて公式大会に出場する人(私もそうでした)は馴染みがないと思いますが、エントリー時に本人確認のためのIDチェックが行われます。
免許証やパスポートなど、顔写真付きの本人確認書類を必ず持参しましょう!
私はなんとなく「必要なのかな?」と思い、念のため携行しておいたので事なきを得ました。
飲み物やIDを入れるバッグはあった方がいい
前述の通りエントリーにはIDチェックが行われるため、本人確認書類の携行が必要になります。
他にも飲み物やタオルなど、試合場に持ち込む物を入れておく小さなバッグはあった方がいいと思います。
私はそんな物を持ってきている訳もなく、コンビニのビニール袋で代用しました。。。(非常にダサかった)
試合内容(白帯 / MASTER1)
ここからは、自身の反省の意味合いを込めて当日の試合内容を振り返っていきたいと思います。
1回戦 - MAN KIN KEN CHEUNG(Hong Kong Jiu-Jitsu)
▼~1m30sec
試合開始→引き込み→クローズドガード→オモプラッタ(不発)
引き込んでクローズドガードから組み立てていくプランだったので、ここまではプラン通りの試合運び。
▼1m31sec~3m50sec
早々に三角絞めの形に入りましたが、角度が浅かったのかタップに至らず。
きちんと腕を流し、角度をつけて、自分の膝を抱え込むようにして絞るべきでした。
足の筋力だけで長時間絞め上げていたので、途中ふくらはぎがつるんじゃないかと不安でした。
▼3m51sec~4m20sec
三角を諦めて腕十字に移行しますが、あっさり逃げられてしまいます…orz
相手に上を取られてしまったのでハーフガードの状態から強引に起き上がり、テイクダウンで2ptゲット。
▼4m21sec~5m30sec
クローズドに入られますが、担ぎでパスしてサイド→バックに移行して、裸締めで一本。
最初の三角で1本取れないあたりがダメですね。技の精度をもっと上げないと。
2回戦 - SHINJI KANEDA(S/wells Jiu-Jitsu Gym)
▼~0m30sec
初戦と同様、引き込みからスタート。
▼0m31sec~1m00sec
相手がコンバットベースでクローズドに入らせないよう対処してくるので、相手の腰に足を置いてクローズドへ。ここまでは悪くない。
▼1m01sec~1m15sec
相手が立ってきたので、デラヒーバへ移行。
▼1m15sec~1m30sec
ここが運命の分かれ道。
相手の体制を崩しにかかり、オモプラッタをかけるつもりが自分の左足が相手の足に引っかかり抜けず、右足だけが相手の肩口に乗った状態になってしまう。
右足を担がれノースサウスへ。
なぜ、不用意に右足だけ上げてしまったのか…
…悔やまれます。
▼1m30sec~1m55sec
足(腰)を振って、ノースサウスからエスケープを試みるも、待ってましたとばかりに一気にバックテイクされます。
この時、しっかりと相手の帯を持つなり、足を抱えるなどしておけば良かった…(猛省中)
映像見る限り右手で足を取りにいっていましたが、反応が遅く、既に相手はそこにいませんでした。
▼1m56sec~
バック取られた後はジリ貧でした。
相手の腕をはがして正対したかったですが、体の向きを変えることができず。
最後はボウアンドアローでタップ!!!
もう少し我慢することは出来たと思いますが、正直逃げられると思わなかったので、思い切ってタップしてしまいました。
タップで負けるのは悔しいっ!!!
試合後(大会を終えての感想)
負けました!テッペンには届きませんでしたが、良い経験でした!正直もう少し出来た感はありますが、敗退した皆が思っているだろうし結果がすべて!また明日から頑張ります!
— 渡邉正人@IT屋×柔術家 (@mw1919jp) 2018年9月8日
でも、本当に気持ち良かった!!
押忍! pic.twitter.com/v0AlvQydxv
残念ながら優勝することは出来ませんでしたが、試合後は対戦相手の方ともお話しさせていただき交流を深めることが出来ました。
アジア選手権は国際色も豊かで「柔術してるなー」という雰囲気がなんだか好きになりました。
今回は満足できる結果ではなかったですが、この結果をしっかりと受け止めて、また来年に向けて今日から鍛え直したいと思います!
応援して下さった皆さま、練習に付き合ってくれた道場の皆さま、ありがとうございました!!
また来年リベンジしたいと思います!!!
【追記】2018/09/10 ストライプが増えました!!!
大会明け一発目。試合で取りきれなかった三角絞めのディテールと、相手にバックを取られたノースサウスからのエスケープの対処を練習。そして、本日ストライプが一本増えました。帯色が全てではないと教えられていますが、1つのモチベーションにはなります。見えてきたよ、青帯!! pic.twitter.com/2QsqjjzhU2
— 渡邉正人@IT屋×柔術家 (@mw1919jp) 2018年9月10日
まだまだ強くなれる!!