GW三日目。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
我が家はというと、本日(4/29)から妻が社員旅行で海外に出かけるため、5/3(金)までの5日間、2人の子供達と男だけの共同生活が始まります。
さっそく、初日から飛ばしてくれているので記念に日記として残しておきます。
ワンオペ育児の過酷さと楽しさを少しでも共有できればと思っています。
- 8:15 突然のお別れ宣告
- 10:50 涙のお別れ(悲しんでいるのは親だけ)
- 10:55 トイザらスの道中に長男に異変が
- 10:55 トイザらスでテンションMAX
- 15:05 巨大建造物を作成→グラス粉砕
- 15:35 ガラスの破片を踏み抜く
- 16:30 近所の総合病院でガラス摘出
- 22:00 就寝
- 24:20 次男さま、ベトナムにいる母上を探して号泣
- 26:00 目が冷めたのでブログを書き始める ←イマココ
8:15 突然のお別れ宣告
いよいよ、今日から妻が海外に旅立ちます。
我が家は4歳(カナメ)と1歳10ヶ月(ソウ)の子供がいますが、子どもたちには今日まで母上が海外旅行に行ってしまうことを隠していました。
そして、GWでノリノリのカナメさん(鉄オタの4歳児)に現実が突きつけられます。
カナメ『今日はパパとママとどこ行こうかー。東京駅とかいいんじゃない?』
妻「カナちゃん、今日からママはお仕事の人たちと海外に行っちゃうの」
『えっ?ホテルに泊まるってこと!?』←まだ自分も行けると思っている
「そうなの。でもカナちゃんは連れていけないからパパとソウちゃんと3人でお留守番してくれる?」
『何時に帰ってくる?寝てる時に帰ってくる?』←日帰りだと思っている
「今日は帰って来れないの。カナちゃんが4回寝たら帰ってくるよ」
『えー。嫌だ-。カナちゃんも行くー』←いよいよ事の重大さに気づいてきた
「ごめんね。カナちゃんは連れていけないの。ちゃんと帰ってくるからそれまでお留守番しててくれる?お願い出来るかな?」
『(号泣)いやだー、ママいなくて寂しいよ-』
「そうだよね。だからママ、パパにお願いして今日おもちゃを買ってもらおうと思うの。それでママがいない間、パパと遊んでくれる?」
『えっ!?おもちゃ?プラレールでもいいの!?』←切り替えの速さ
「プラレールでもなんでも、カナちゃんが遊びたいと思ったものを一個だけ買っていいよ」
『うん!そうする!うわー、楽しみだな-!パパー、今日どこのおもちゃ屋さん行く-?』
息子よ。
父さんは君が将来詐欺やマルチにコロッと騙されてしまわないか心配だよ。
10:50 涙のお別れ(悲しんでいるのは親だけ)
途中の駅までお見送り。
駅の近くにトイザらスがあるので、子どもたちは母上とここでお別れ。
ママとお別れした後におもちゃ屋さんに行くことを告げられているので、上の子は元気いっぱい。
息子たちをハグしながら涙目でお別れの言葉を告げる妻。
おもちゃ屋さんが楽しみでそれどころではないカナメ(長男)。
駅のホームに向かう途中、名残惜しくて何度も振り返る妻。
これが5日間の別れになることを全く理解しないで「マッマ、バッバ-(ママ、バイバイ)」と手を振り続けるソウ(次男)。
母上を背にして光の速さでトイザらスに駆け出すカナメ(長男)。
気持ちって意外と通じないものだな。
10:55 トイザらスの道中に長男に異変が
母上のお見送りを終えた一同は、さっそくトイザらスへ向かいます。
ここでカナメ(長男)に異変が!!
先程まではノリノリだったテンションが一気に下がり、
『ママがいなくて寂しい。おもちゃはいらない。やっぱりママに帰ってきてほしい』
オイオイ、早いってwww
わりと人の顔色を伺いながら過ごしている息子なので、さっきまでの脳天気な姿が母を悲しませないための芝居だったのではないかと疑うレベルの落差。
考えすぎだとは思いますが、それ程までに態度が豹変したので焦りました。
なんとか長男の気持ちを盛り上げてトイザらスへ。
10:55 トイザらスでテンションMAX
店内に入ってしまえばこっちのものですよ。
さきほどの不穏な空気はどこへやら。
さすが子供の気持ちを分かっていますね。
店内のいたるところにサンプルが展示されおり、それらで遊びながらテンションを高めていきます。
結局この日は、長男さまのご意向によりプラレールを2体(氏いわく、1体は次男のモノとのこと←誰も欲しいとは言っていない)とチョコエッグを購入。
なんとか機嫌が直って良かった。
15:05 巨大建造物を作成→グラス粉砕
お昼ご飯と次男の午睡を済ませて、いよいよ禁断のリビングにプラレールを構築。
発注者(長男さま)のこだわりが強く、物理的に構築不可能な建造物の構築を要求してきます。
ただでさえ発注者が無理難題を押し付けてくる上に、午睡から目覚めたが次男さまが建設途中の線路に次々と電車を流し込んできます。
いよいよキレた発注者(長男さま)。
技師(私)の忠告を無視して、自ら建築に取り掛かります。
その時、事件が。
怒りのあまり、テーブルの上に置いてあったレールを勢い良く取ったはずみで、テーブルの上のグラスが落下。
見事に粉砕。
悪いことをしてしまった雰囲気を察して、瞬時に謝る長男。
怒りはしないが落胆の表情を浮かべる父上。
車両の連結が上手くできずに一人キレている次男。
昼食の後片付けで掃除機をかけたばかりですが、ガラスの破片が残っていると危ないので再度掃除です。
15:35 ガラスの破片を踏み抜く
まぁ、やりましたよね。
こういう時に限って、普段ならゼッタイに起こりえない状況が起こるものです。
掃除が終わり、線路も簡易設計で落ち着き、いよいよ電車が開通したところでその事件は置きました。
「いったーーーーーーーーい!泣」
察しました。
これ、踏んだなと。
ボロボロ涙を流す長男を抱きかかえソファーに座らせて足の裏を見ると、案の定ガラスで切ったように出血しています。
肉眼で見る限り、足の中にガラス片は残っていないようなので消毒をした後に絆創膏を貼ります。
その場で足踏みをした後、何歩か歩かせてみても足の裏には痛みはないようなので一安心。
一旦、子どもたちをソファーの上に避難させた後に、再度入念に床の掃除を。
これで問題ない。
そう思い子供たちをリリース。
一斉にプラレールに向かう。
その瞬間!!!
「やっぱり、いったーーーーーい!泣」
よし、病院行こう。
16:30 近所の総合病院でガラス摘出
「何もないとは思うけど、何かあった時のために病院の診察券と保険証・受給権はココに置いておくから」
妻が出掛けにこう言っていましたが、その5時間後に早速使うことになるとは。
今となってはフリにしか聞こえません。
長男さまをベビーカーに乗せて近所の総合病院へ。
運良く外科の休日当番医がおり、すぐさま診察へ。
~~~ 10分前 ~~~
私「カナ(長男さま)、病院行って足の裏にガラスが残ってないか診てもらおう」
カナメ『ゼッッッッッタイに行かない!病院なんて行きたくないっ!!!』
「このままだと足の裏がずっと痛いままだから。先生には痛くしないでって言ってあげるから」
『優しい女の子の先生にして!!!』 ←いかがわしいお店の響きに聞こえる
「女の子かどうかは行ってみないと分からないけど、皆優しい先生だから大丈夫」
~~~~~~
男性医師登場。
若干、戸惑いの表情でこちらを見るも覚悟決めた長男さま。
必死の思いで「痛くしないで下さい。優しくして下さい」と既に半泣きで医師に告げる。
診察開始。
傷口を目視するもガラス片は無いように見受けられるとのこと。
念の為、ピンセットのような物(器具の名前は忘れました)で傷口を開いて確認。
「うぅぅぅぅぅ。痛いよーーーーー涙」
歯を食いしばりながら必死で耐える息子。
その姿を見て、思わず私も涙目に。
女性看護師さんが気を紛らわせようと息子に色々と話しかけてくれる。
「今日からママが外国に行っちゃったから、ソウちゃんとパパとカナちゃんの3人で頑張らなきゃいけないの。だから痛いけど頑張る」
本当に泣きそうになりました。
偉い。偉すぎる。
自分が4歳の時にこんなこと言えただろうか。
なぜか私が涙を堪えるのに必死でした。
そうこうしている間にお医者さんが小さなガラス片(米粒の10分の1ぐらいの大きさ)を見つけて無事摘出。
皆から褒められてご満悦の長男さま。
いや、本当によく頑張ったよ。
LINEでママに伝えてあげよう。
写真は診察前の余裕気な一コマ。
22:00 就寝
この日は兄夫婦が子どもたちを連れて祖母の家に遊びに行っているということで、夕飯を兼ねて祖母の自宅へ。
兄夫婦の子供(従兄弟)や祖母と遊べて大満足の子供たち。
帰宅し、入浴も済ませていつもよりちょっと遅い時間に就寝。
疲れていたのか、懸念していた寝かしつけもスムーズにいって一安心。
色々あったけど、無事に初日が終わりました。
24:20 次男さま、ベトナムにいる母上を探して号泣
と思っていた矢先、次男さまの夜泣きが始まりました。
「マ"ッマ"ァァァァァァァァ!!!」
これが結構しつこかった。
時間にして30分ぐらいですかね。
泣き続けました。
隣りにいる長男が起きてしまわぬよう、抱っこして別室へ移動。
久しぶりに抱っこして寝かしつけました。
話の通じる長男と違い、次男にとっては突然母親がいなくなってしまった状況なので仕方ないですね。
そりゃ、不安にもなって泣くわ。
というか、今の今ままで良く耐えていたよ。
上手く寝かしつけできなくてゴメンよ。
ただ、真っ暗な部屋の中、ひたすら耳元で「マ"ッマ"ァァァァァァァァ!!!」と泣き続けられると病みそうなので、一晩に一回だけにして下さい。
お願いだから。
今日はなんとか寝かしつけできましたが、これを毎日やられると思うと少々気が重いです…
26:00 目が冷めたのでブログを書き始める ←イマココ
ということで、完全に覚醒しまったのでブログ書き始めました。
これは完全にただの日記です。気付きや学びなんてものはないです。
GWの5日間、息子たちと3人で過ごすなんてことはこの先2度とないと思うので、その時の感情を文字にして残しておきたいと思い書き始めました。
自分が死んだときにでも子供たちが見つけてくれるといいな。