柔術Lifelog

「柔術ときどき仕事」ぐらいの割合の【柔術多め】ブログです。

白帯が試合に出場する際に覚えておくべきこと|飛びついちゃダメ。ゼッタイ。

2019.4.28 東京春季柔術大会まで残り1週間となりましたが、以前として指の負傷が癒えない僕が通ります。

今回は柔術ニュースに掲載できそうなネタがないか探していたところ、「あぁ、なるほど。だからそういうルールになっているんだ」と思うことがあったので記事として書き起こしておきます。


(白帯は) 飛びついちゃダメ。ゼッタイ。

これから初めての試合に出場する(或いは出場を検討している)白帯の皆さん。

試合の展開は考えていますか?

白帯の多くはクローズドガードから習っていくので、引き込んでからクローズドガードといった展開を考えている方も多いのではないでしょうか?

私もデビュー戦(多摩柔術交流大会)は引き込みからの展開を考えていました。←結局、引き込みの際の足のかかりが悪く、クローズドガードに入れなかったのですが…


そこで質問です。


白帯が飛びついてクローズガード(又は飛びつきガードから始まる全ての攻撃)に入ると反則になるということは知っていますか?


これ、わりと知らない(意識していない)人が多いみたいです。


知っているという方、なぜ白帯は飛びついちゃダメなのか説明できますか?

ルールで規定されているから?

そうですね。「IBJJF公式ルールブックVer.5」の【6.2.2 重大な反則】にも以下の記載があります。

15歳までのカテゴリー(全ての帯)と全ての年齢の白帯の競技者が、立っている対戦相手に飛びついてクローズガードを取った場合、又は飛びつきガードから始まる全ての攻撃(飛びつき三角、飛びつき腕十字に限らない全てのサブミッション)。このような状況が起こった場合には、審判員は両者に立った状態から試合を再開させる。


留意点)競技者がテイクダウン又はスイープの防御を行っている際にガードに飛びついた場合は、競技者にペナルティーが与えられると同時に、対戦相手に2ポイントが与えられる。


では、なぜそのようなルールが定められているのでしょうか?

その答えの一端が以下の動画にあります。
www.youtube.com


えっぐ。。。

スローで確認するまで、何が起こったのが分かりませんでしたが、「ひ、膝が…」でしたね。

相手が片足を前に出している状態(特にその足が伸びている状態)で、飛びつきのクローズドガードに入ると全体重が伸びている膝にのしかかり、膝が曲がってはいけない方向に曲がります。


なるほど。たしかに危険ですね。


特に初めての試合はテンションMAXで普段とは違う動きをしがちなので、クローズドに入る際はしっかりと引き込んでからガードに入りましょう。


参考までに引き込みからアームバーの動画です。形がすごく美しいです。
www.youtube.com

ルールブックは読み込んでおきましょう

ここからは蛇足です。

これから初めての試合に出場する方はルールブックを読み込んでおきましょう。

得点ポジションや反則といった試合内容に関する基本的なルールはもちろん、「審判員のジェスチャーや掛け声」「道衣のレギュレーション」といった内容についても予め頭に入れておきましょう。

これらを知らずに会場入りすると不安感に駆り立てられますので、全体の流れを知っておくことは重要だと思います。

知り合いにセコンド(試合中にアドバイスをくれる人)をお願いしておく

ただでさえ試合経験の少ない白帯ですので、試合当日は知り合いセコンドをお願いしておきましょう。

特にデビュー戦であれば、セコンドの存在は必須です。

試合前のアップ、エントリー手続き、試合中のタイムカウント、アドバイス、試合映像の撮影など、試合当日もやるべきことが山盛りなので同じ道場に通う人に応援をお願いしておきましょう。

試合会場は独特な雰囲気があり、日頃の練習環境とは大きく異なります。

妙なプレッシャー(緊張)にやられることがないよう、日頃の練習環境と近しい状態を作ることが望ましいです。

日頃の練習成果を100%出し切れる環境作りも重要だと思いますので、これから試合に出場する方は参考にしてみて下さい。