柔術Lifelog

「柔術ときどき仕事」ぐらいの割合の【柔術多め】ブログです。

【格闘代理戦争3rd】それぞれの舞台裏。格闘技ににかけた想いが溢れ出す

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しっかりしろ!ちゃんと立って挨拶しろ!

佐藤ルミナ選手のこの言葉最も印象に残った回でした。

そして気付いたら格闘代理戦争3rdシーズン関連のブログも10記事目。

自身の柔術ログで始めたはずなのに、いつの間にか格闘代理戦争がメインのブログに…まぁいいか。

今回の放送はトーナメント2回戦の各陣営の舞台裏に密着した回となっています。

abema.tv

試合後の舞台裏はなかなか目にする機会がないですが、各選手の思い(感情)がストレートに映し出されていて、試合内容以上に色々と考えさせられました。

全選手が様々な思いを背負ってリングに上がり、リングを出る時には勝者と敗者で見る景色が一変する。

そんな格闘技の厳しさが如実に表れています。

今回は試合後の各陣営の様子を画面越しに見ながら、思ったことをツラツラと書いていきたいと思います。

古瀬と青木。二人でたどり着いた決勝の舞台

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「このラウンドは寝技やらして!」って思って
「次のラウンドは立つから!」

どうしても寝技をやりたかった
寝技を見せたくて
苦手だった部分だったけど”成長したよ”

青木さんのおかげ
青木さんがいつも「頑張れ!」って言ってくれるから
青木さんに言われたら頑張りたくなる


試合後、セコンドからの「立て!」という指示が聞こえていたかを問われた際の古瀬選手のコメントです。

こんなの青木選手が聞いたら泣いちゃうでしょ。

全然関係のない自分が聞いてもウルっときちゃうんだから。


試合前は緊張を紛らわすためか身体を動かし続けていた古瀬選手。

試合前のアップを見ていた青木選手からも「やり過ぎ」とストップがかかるほど。
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画面越しから見ているだけでもかなりナーバスになっており、入れ込み過ぎの様子が伝わってきましたが、試合直前にこれまでの練習ノートを見返して集中するなど、結果的には良いテンションで試合に臨むことが出来たと思います。
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練習ノートの内容がチラッと映りましたが、「最後の一週間は細かく書かずにどうやるのかを大きく書く」というだけあって、なかなか強いワードが散りばめられています。

当たり前のことなんですが、これを見て気持ちの作り方がアスリートだなと思いました。


試合後、青木選手から「もう1ヶ月頑張る理由が出来ちゃったね」という言葉に対して、

「嫌だな…」と苦笑いで返していましたが、その表情はどこか晴れやかなものでした。
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次戦は平田選手と決勝戦。

下馬評では圧倒的不利な古瀬選手ですが、あい選手との戦いもそうであったように周囲の声をひっくり返すような熱い戦いを期待しています。

レフェリングに不満のKB陣営。真剣ゆえの抗議か

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試合開始前の控室での一コマ。

そのほんわか容姿に似つかわしくない強気な発言で注目を集めるあい選手。

判定に持ち込んででも勝ちたい

この一言に彼女のこの試合にかける思いが垣間見れます。

試合結果はご存知の通り、試合展開的に圧倒していたあい選手ですが、ラスト10秒からの腕十字で無念のレフリーストップ。

クラッチが切れていない状態でのストップであっただけに、やはり選手自身としては納得がいっていない様子。

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前回の記事でも書きましたが、相手を引き上げて切ろうとしてしまったのが運命の分かれ道でしたね。

マッハ選手の解説動画(37:42)でも言及されている通り、引き上げずにクラッチを保ったまま下に潰して凌ぐべきでした。
youtu.be

古瀬選手の下からの三角締や十字を警戒していたKB陣営。

これは憶測ですが、この時に朴選手が「肩をガーンって出して肘から抜けるように」というアドバイスが頭に残っていて取られている手を抜こうとしてしまったのではないかとも思います。
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腕十字のエスケープをどのような形で練習していたかは不明ですが、終始試合を圧倒していただけにあい選手としては勿体なかったですね。

ただ、少し気になったのは試合後のKB陣営の様子。

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総合格闘技って、制限が無いって事がいいわけでしょ!?
あんなお上の権限であんないい試合止めちゃうの!?


言いたいことは分かります。

分かりますが、レフェリーによる試合コントロールが無くなってしまったら競技ではなくなってしまうので。

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実際にレフェリー側と判定について協議した模様。

真剣だったからこそ熱くなるのは分かります。

非常に分かります。

だけど、そこは選手以上に冷静になって負けを受け入れる準備をしてあげて欲しかった。

カメラが回っていないところでは選手ともきちんと話し合っているんだとは思いますが、一部を切り取られたこの編集だと判定にイチャモンつけているようにしか映らないので、少し意地悪な編集だなと思いました。

おそらく、本人も予想だにしていなかった形でMMA挑戦が終わってしまったあい選手。

このような形での幕引きは受け入れるまでに時間がかかると思いますが、またどこかでMMAをしている姿が見れればと思います。

減力苦を怒りの原動力に!ファイターらしい強メンタルの持ち主

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平田選手にとっての最大の敵は減量だったのでしょう。

前日軽量のシリアスを面持ちから一変、当日計量後はコーラを求め会場を走り出すかわいらしい一面も。

インタビューの中では、自宅のお風呂で一人泣いていたというエピソードを語っていた平田選手。
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泣くほどツライ減量ってどれ程のものなのか。

一般人には到底理解できない心境ですね。


試合内容はと言うと、色んな意味でキレッキレッ状態の平田選手がSB女王相手にツカツカとリング中央に向かって歩き出します。

さすが、SB女王相手に「ボッコボコにしてやろうと思う」と言い放つだけありますね。すごい度胸の持ち主です。
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序盤、MIO選手の早い左ジャブを食らって勢いを殺されるかと思いましたが、お構いなしに前進していきMIO選手の右ローキックに対して右ストレートで一発返す平田選手。


ちょっと、この人普通じゃないです…笑


その後、MIOの右ストレートに胴タックルで合わせて結果的にはバックチョークで失神KO!

試合後、桜井"マッハ"横田選手(2人で1人)から試合序盤の入り方について、注意される平田選手。

それほど気持ち入っていたんですね。

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また、MIO選手のタップ(タップと言っても軽いタッチ一回だけ)にも気づいていた様子の平田選手ですが、レフェリーが止めなかったこともあり、締める力を緩めなかったところも好感が持てます。

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このまま優勝まで行けば、まさにトライアウトからの下克上!!!

古瀬選手に勝利し、見事優勝を掴むことができるのか!?

そして、あの男は今なにを思うのか!?

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決勝も目が離せません!!

最後までプロフェッショナルな姿を見せたMIO・ルミナ陣営

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冒頭にも書きましたが、この回はこの二人の立ち振る舞いに心を打たれました。

残念ながら試合には負けてしまいましたが、その姿は敗者でありながら、その格を落とすことなくリングを去っていきました。


しっかりしろ!ちゃんと立って挨拶しろ!


敗戦直後、敗北を受け入れることが出来ずに号泣するMIO選手にルミナ選手がかけた言葉です。

この言葉でMIO選手は救われた気がします。

SB王者の看板を背負って代理戦争に乗り込んできてMIO選手と、その努力を一番近くで見ていたルミナ選手だからこそかけてあげられる言葉だったと思います。

試合後の控室でも相手の平田選手の強さを称えた上で、MIO選手に対する称賛を忘れないルミナ選手。

賛否両論あると思いますが、私には理想的な指導者像に映りました。

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MIO「まだやりたかった。年末まで小田原(ルミナ選手が代表を務めているジム)で練習したかったな。涙」

ルミナ『練習くればいいじゃん。負けたから来ちゃダメなんて言ってないよ。笑』


優しいな。ルミナ選手。

気になるMIO選手の今後の動向ですが、「MMAを今後も続けたいと思います?」といった問いかけに

『思います』

と即答で返したMIO選手。

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まだMMAキャリア2戦。

本当にMMAを続けるのであれば、是非とも応援したいと思える選手になりました。

梅原選手の相手は誰なのか!?

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12.29に行われるトーナメント決勝戦の前に行われるスペシャルカード2枚が明らかにされました。

1試合目は2ndシーズン優勝のユン・チャンミン選手 vs 「空手世界2の男」
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2試合目は3rdでMIO選手に惜しくも敗れた梅原選手 vs 「最強の刺客」
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最強の刺客…


まさか、、、


まさか、、、


まさか、ここで湯浅選手引っ張りだしてこないよね?


まさかね。


今、ちょうどEBI(Eddi Brabvo Invitational)に出場している頃だしね。


ただ、グラップリングだし打撃によるダメージはないから、怪我さえしなければ間に合うよな…


えー、ちょっと!誰なんですか!!


まじで気になるわ!!!


Twitter界隈では過去Vで殴られっぱなしのわしちゃん(梅原選手)を守るために生まれたハッシュタグ、

#わしちゃんを殴るな

が流行っているようなので、打撃の強い選手でなければいいなと思っています。笑

https://twitter.com/DotsDirty/status/1068895381985980416


それにしても、梅原選手の人気凄いな…

決勝戦も目が離せない!!!



■この記事を書いた人

渡邉 正人
IT屋×柔術家。自身の仕事論と柔術を中心とした格闘技ネタについてブログ書いています。> 詳しいプロフィールはこちら