QUINTET.2に向けて、気になる出場選手(主に柔術家)の情報を調べて纏めていくシリーズ。
第3弾は「リダ・ハイサム」選手です。
ハイサム選手はQUINTET.2にて、TEAM SAKURABA(仮)から出場します。
(第3弾にしてやっと、QUINTET.2に出場する選手にフォーカスすることが出来ました!パチパチパチ)
なんと!
— 渡邉正人@IT屋×柔術家 (@mw1919jp) 2018年7月5日
またまた、カルペから参戦ですか!ハイサム選手。サイズ的にフィジカルに注目されがちですが、ベーシックな部分もしっかりしてるイメージです。
それにしても、紹介動画の2分38秒ぐらいで出てくるキッズクラスが微笑ましすぎる。うちの子も柔術習わせたい。https://t.co/l65jLQ2vab https://t.co/KNC2MCdbv9
以前の記事でCARPE DEIM所属の世羅選手を紹介しましたが、ハイサム選手もCARPE DEIM所属の柔術家です。
これは出場発表があったから書くわけではないのですが、チーム桜庭の選手選考が難航(?)していたあたりから、前回大会で優勝を掻っ攫ったCARPE DEIMから選手選考がされるのではないかと思っていました。
ただ、重量級の選手を探しているという情報もあったので、「前回大会出場者からの選考は難しいかなー」と思っていましたが、この男がいましたね!!!
CARPE DEIMとQUINTETのパイプが日に日に構築されていきますね。
それでは、リダ・ハイサム選出について調べていきましょー!!
身体能力の高さが尋常じゃない!!
まずはこちらをご覧いただきたい。
トレアドールパスからバックテイクまで 約5秒!
もう、この映像見たときは衝撃を通り越して笑いましたね。
今風に例えるなら、
ハイサム半端ないってもぉー!
ハイサム半端ないって!!
トレアドールから5秒でバックテイクしてくるもん…
そんなんできひんやん普通、そんなんできる?
言っといてや、できるんやったら…
と言ったところでしょうか。
この記事を書くためにgoogle先生にリダ・ハイサム情報を色々と聞いてみたんですが、Abemaの企画で朝青龍と対戦してたんですね!←知らなかった
気になる結果はこちらからチェック↓↓↓
この映像の一番の驚きは、試合結果ではなく木村 庄之助(行司の最高位)が行司をしていることでした。
ヨーロピアン茶帯ヘビー級3位入賞の実力
気になる柔術の実力はというと、2018 European Jiu-Jitsu IBJJF Championshipで茶帯ヘビー級3位になる実力の持ち主!!
(今回はちゃんと自分の目でIBJJF公式のResultを確認しましたよ笑)
柔術やっていない方には、これがどれだけ凄いことなのかイメージ出来ないですよね。
正直、私も柔術歴は浅く世界大会の位置づけになるとほとんど分かりませんが、勝手なイメージで例えてみます。
※以下、個人的なランキングなので一切の異論反論は受け付けません笑
総合格闘技団体(世界編)
ムンジアル → UFC
ヨーロピアン → One FC
パン → Bellator
アジアオープン → RIZIN
柔術を知らない人からすると、「ムンジアル・ヨーロピアン・パン・アジアオープンってなに?」って感じだとは思いますが、IBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)が主催する大会名称です。
その中でもムンジアル(世界柔術選手権)はその名の通り、ブラジリアン柔術で最も歴史がある世界大会ということで、最上位に位置付けられています。
この例えでいうと、ハイサム選手は「One FCのヘビー級で第3位」に該当するので…
ダメだ。。。
One FCのランキングが掲載されているページが見つからない。。。
というわけで、別の例えでいってみたいと思います。
総合格闘技団体(国内編)
ムンジアル → RIZIN
ヨーロピアン → 修斗
パン → DEEP
アジアオープン → パンクラス
RIZINを国内トップに置く考え方は賛否両論あると思いますが、プロモーションと大会規模でいって、これを上回る団体は見当たらないのでRIZINをトップとし、ヨーロピアンとパンを同列と考えた場合に一席には修斗、もう一席にパンクラスかDEEPのどちらがふさわしいか検討した結果、先日のDEEP×パンクラス対抗戦で全勝をあげたDEEPを残しました。
この例えでいうと、ハイサム選手は「修斗のヘビー級で第3位」に該当するので…
ダメだ。。。
そもそも、修斗にヘビー級のランキングが用意されてないよ。。。
仕方ないので、ランキング公表(2018年06月度 世界ランキング)されている範囲で一番重いミドル級で例えてみると、いました!!!
アンドレ チャツバ選手です!!!(チャンピオンを1位として計算)
誰?
ごめんない。本当に分かんないっす。
だって、修斗の公式プロフィール見てもこれしか情報ないんだもん。。。
まずいな。このままだと、この記事を見ている人にハイサム選手がよく分からない選手と認識されてしまう。
一旦、格闘技の例えから外れてみます。
サッカークラブチーム(世界編)
ムンジアル → スペイン(リーガ・エスパニョーラ)
ヨーロピアン → イングランド(プレミアリーグ)
パン → ブラジル(カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA )
アジアオープン → イタリア(セリエA)
今回はちゃんとしたデータを引用してきましたよ。
国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が発表している「THE STRONGEST NATIONAL LEAGUE OF THE WORLD」によると、1位がスペイン(リーガ・エスパニョーラ)で2位がイングランド(プレミアリーグ)みたいですね。
因みに、JAPAN(Jリーグ)は31位でした。
この例えでいうと、ハイサム選手は「プレミアリーグのヘビー級で第3位のチーム」に該当するので…
ダメだ。。。
そもそも、サッカーに階級の概念が用意されてないよ。。。
仕方ないので、階級の概念は取っ払ってプレミアリーグ(2017/18 順位表)で第3位のチームを探してみると、ありました!!!
トッテナム・ホットスパーFCです!!!
マンCでもなく、マンUでもなく、リバプールでもなく、アーセナルでもなく、トッテナムです!
(うーん、ことごとくメジャーどころから外れていくな…)
(サッカー好き以外の人にとって、トッテナムってどんなチームなんだ?)
(日韓W杯で活躍した元日本代表の戸田 和幸が所属してたチームなんだけど…)
(サッカー好き以外で戸田 和幸を覚えている人ってどのくらいいるんだ?)
なんてことを考えていましたが、トッテナムに関する旬なニュースが見つかりました!!
トッテナムがロシアW杯を席巻!? 準決勝進出4か国に最多9選手を輩出 | ゲキサカ
記事によると、ロシアW杯のベスト4に残っている、フランス・ベルギー・クロアチア・イングランドの4チームの中で、最も多くの選手を送り出しているクラブGがトッテナムとのこと。
▼9人
トッテナム
▼7人
マンチェスター・シティ
マンチェスター・ユナイテッド
チェルシー
▼4人
リバプール
バルセロナ
パリSG
モナコ
ほらほら、マンC・マンU・チェルシー・リバプールよりも多いよ!
なんなら、バルサ(4人)の倍以上の選出が選出されているよ!!
ね?すごくないですか?
すごいですよね?
お願いだからすごいって言って(泣
もはやハイサム選手に関する記事ではなく、トッテナムの特集記事みたいになってきたのでこの辺で何かに例えるのは止めようと思います。
伝えたかったのは、現時点でも素晴らしい成績を残していることに加え、その年齢からもまだまだ伸びしろありまくりな選手であるということです。
気になるノーギの実力は?
19m51s~
●長田雅仁(IGLOO BJJ)vs ○リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
[試合時間] 2m52s / [フィニッシュ] リアネイキッドチョーク
上の動画は2017年11月にミューズ音楽院ホールで行われた Las Estrellas de JIu Jistu 2017の試合映像です。
早いっす。とにかく動きが早い!!
そして、常に自分が優位なポジションをキープし続けながら攻め続ける。
ハイサム選手のグラップリングの試合映像はあまり見たことないですが、このスタイルだったらQUINTETルールにもはまりそうです!!
試合後のインタビューでは、流暢な日本語も披露しています。インテリジェンス高そう!!
いよいよ、来週月曜(7/16)に開催が迫ったQUINTET.2ですが、前日(7/15)には修斗の大会も開催されたりと、なにかと格闘イベントで盛り上がれそうな週末になりそうです。
QUINTET.2の個人的推しチームは10th Planetですが、同じ柔術家としてハイサム選手にもぜひ活躍してもらいたい!
今から週末が楽しみで仕方ない!!!