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「柔術ときどき仕事」ぐらいの割合の【柔術多め】ブログです。

専門学校卒は就職できない?専門卒でも就職先はいくらでもあるよ

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もうすぐ春ですね。

街中でも卒業式を迎えた学生たちの姿がチラホラ目につきます。

袴姿の学生たちを見ると、「これから色んな楽しいことやツラいことがあると思うけど頑張るんだぞ」となんとも年寄り臭いことを考えるようになりました。

あと数週間で桜が咲き、新社会人たちは就職先の企業で入社式を行います。

そして、Twitterランドでは毎年恒例のゴミのような「新社会人へのアドバイス」ツイートが流れてきます。

オチのあるツイートは読んでて楽しいですが、どこの馬の骨か分からないような匿名アカウントが真面目にかましてくる説教臭い内容については「うるせぇバカ」と流しておきましょう。

話は変わって、先日ふと目に留まったこのツイートが心の端っこで引っかかっていたので、良い機会なので学歴と就職について今の考えをまとめておこうと思います。


どこに居たかよりも、何をしてきたかを語れる人材になろう

これから就職活動を始める20代前半だけではなく、転職を考えているサラリーマン、もっと広く取れば世の中全ての人に当てはまる内容です。

余程突出した学歴(東京大学など)でない限り、どこの大学を出ているかなんてものは大して重要なことではありません。

大卒であることの利点としては、就職先の選択肢が広がったり、入社後の初任給が人より増えたりすることはありますが、所詮そんなものです。

私は専門学校卒で一社目の会社に入りました。

一般的な会社では職位に応じた給与テーブルが用意されています。

専門学校卒と大学卒では入社時点の職位が異なる(専門学校卒の方が低い。残念ながら最下層です)ため、基本給はアホな同期よりも低いです。

こればかりは仕方ありません。

専門卒と大卒では社会的評価が異なります。大学に行かなかった(行けなかった)自分を恨みましょう。

しかしながら、長い社会人生活で見ればこんなこと些末な問題です。

入社後の能力評価で逆転すればいいだけです。

初年度の考課で追いつくことも逆転することも十分可能です。

重要なのはその場所で目に見える分かり易い実績を作って、次のステップ(転職)のための準備を進めることです。

転職活動においては、最終学歴がどこかといったことは大きな評価ポイントになりません。


どこに居たかよりも、これまで何をやってきたかの方が評価のポイントになります。


専門卒で就職活動を行っていると、採用ページに「四大卒、大学院卒」といった条件を目にすることがあると思います。

この条件ばかりは自分の努力でどうにかなる問題ではないので、さっさと見切りを付けましょう。

それでもどうしても入りたい企業があるのであれば、まずは現在の自分が入社できる企業(応募条件を満たす企業)を見つけ、その企業で人とは異なる経験や実績を作って下さい。

そうすることで、新卒では入れなかった会社(応募条件を満たさなかった会社)であっても、中途入社(転職)という形で入社できる可能性は十分にあります。

4年生の大学に入学して目的もなくプラプラするぐらいであれば、2年間専門学校で特定分野を学び、2~3年バリバリ働いた後に中途採用や第2新卒といった形で希望する企業への就職(転職)を目指した方が確率は高い気がします。

どこに居たかよりも、何をしてきたかを語れる人材になりましょう。

学歴(地頭の良さ)と仕事の能力は比例しない

大前提として、学歴がないよりはあるに越したことはありません。

ただ、学歴が高いからといって仕事ができる訳ではないよねって話です。

高学歴でも仕事ができない人もいれば、低学歴でも仕事ができる人もいる。

その逆もしかり。

私は大学を中退しています。

4年間通い続けていればまた違った発見があったのかも知れませんが、在籍した2年間を振り返ってみても大学でしか学べなかったことってないような気がします。

医者や教師など、資格を有していないと就けない職業を目指さない限りは大学に通う意味は薄れているし、気力体力共に充実している若い時間なんてあっという間に過ぎていくので、その時間は本当に意味のあることや自分のやりたいことに費やすべき。と、今になって思います。

どんなに優れた計算能力を有していてもコンピューターの処理性能には勝てないし、語学に関してもあと数年で日常会話レベルであれば不自由しないトランスレータ―(翻訳機)が一般に普及すると思います。

もちろん、大学に通う意味としては勉強以外にもその時にしか体験することの出来ないサークル活動であったり、人間関係の構築といった面もあります。

経済的に余裕のある社会であれば、自分の人生を切り開くための小休止のような過ごし方も許容されたかも知れませんが、今はそんな余裕はない時代に突入しています。

この先、日本社会全体が経済的に良い方向に向かうことはありません。

人口減少により労働力は減少、国内マーケットは縮小し、優秀な人材も集まらなくなり、日本にお金が集まらない状況になります。

国(社会)というマクロな視点で見た場合、もはや他国と勝負できる土壌にありません。

一方、近年のテクノロジーの進化によって、個人というミクロな単位では勝負できる環境は十分に整っています。

知りたい情報はネットを通じて取得可能ですし、SNSを通じて全世界にプロモーションをかけることが誰でも出来る環境が目の前にあります。


これからは、いかに人より早く動き出し、トライ&エラーを繰り返し、勝負できるフィールドを見つけ、コツコツと継続することが出来るかが勝負になると思います。


これから社会に出る人たちが身につけておいた方が良い能力としては、勉強ができる(テストで良い点が取れる)ことよりも、問題解決能力の方が重要だと思います。

今の世の中、情報(ゴミみたいな情報含む)は溢れているので、大半のことはググれば回答にたどり着けます。

昔は一部の学者しかアクセスできなかった情報であっても、今はPC(スマホ)とネット接続環境があれば、小学生でもその情報にアクセスすることが可能です。

情報にアクセスする手段は整っているので、あとは「いかに早く」「正しい情報」にたどり着けるかが求められます。

また、ネットで検索するだけではなく、「その分野の第一人者にアドバイスを求める」「第一人者を紹介してもらう」など、対人コミュニケーションが長けていれば尚良いでしょう。

学歴コンプレックス?そんな正体不明なものに悩まされるな!

高校まではそこそこ成績優秀で、地元ではそこそこ名前の知れている高校に通っていたこともあり、自分が大学を中退した時には大学に通う友人たちと自分を比較し、自分が人生の落伍者になってしまったような「劣等感」「恐怖感」「不安感」に駆られたことを覚えています。

学歴コンプレックとでも言うのでしょうか。

社会人経験が10年を超えて思うことは、これから先は学歴はお守り程度の気休めにしかならないであろうということ。

20,30年ぐらい前の社会では、名のある大学を卒業していることが水戸黄門の印籠並みの効力があったかも知れませんが、大学全入時代を迎えた今となっては無いよりは有る方がいいよね。といったレベルの効力しか持たないように思います。

そもそも、学歴コンプレックなどというものは自分の中で作り出した虚像でしかありません。

人と比べるから、得体のしれない劣等感や不安感が芽生えるのです。

20代前半の狭い世界の中で人と比較したところで、何の指標にもならないし、何も生まれません。

そんなことに頭を悩ませているぐらいであれば、これから先のことを考えることに頭を使いましょう。

大学受験に失敗した、大学を中退した、専門学校にしか行けなかった、或いは専門学校にさえ通えなかった。


20数年間の人生で考えた場合、その時点では人生最大の失敗かも知れません

しかしながら、人生という長いスパンで捉えるとそんなものは些末な内容です。


これから先の人生の方がもっと長いし、今後体験するであろう苦労や失敗に比べたら大したことありません。

35年しか生きていない私でさえ、そう思えるんだから間違いないです。

過去はどうやったって変えることは出来ませんが、未来の自分の行動は変えることが出来ます。

自分の影響力が及ばない事象に頭を悩ませず、未来の自分の行動を変えていきましょう。

まとめ

  • どこに居たかよりも、何をしてきたかを語れる人材になろう
  • 学歴(地頭の良さ)と仕事の能力は比例しない
  • 学歴コンプレックス?そんな正体不明なものに悩まされるな!


世の中は需要と供給の関係で成り立っています。

一昔前は、需要(仕事)に対して供給量(就職希望者)が上回る「買い手市場」であったため、学歴が採用活動の評価指標になっていました。

現在は求人倍率も増加傾向にあり、需要(仕事)が増えている、いわゆる「売り手市場」のフェーズを迎えています。

一つ注意しなくてはいけないのが、この求人倍率は企業規模や職種を加味しない統計値であるため、人気の高い企業に入りやすくなったという訳ではありません。

ざっくりいえば「職場を選ばなければ仕事はいくらでもあるよ」といった状態です。

学歴がなくても働き口はいくらでもあります。

人生は「1社目の会社」で決まるわけではありません。

残念ながら1社目の会社が自身が希望する場所でなかったとしても、そこで社会が必要とするスキルさえ身に付けてしまえば、その後の選択肢は無数にあります。

学歴があるに越したことはないですが、それが全てではありません。

学歴コンプレックスに悩んでいる暇があれば、未来の自分の行動を変えていきましょう。



■この記事を書いた人

渡邉 正人
IT屋×柔術家。自身の仕事論と柔術を中心とした格闘技ネタについてブログ書いています。> 詳しいプロフィールはこちら